HOW TO USE TANGPONG(タンポンの正しい使い方)
「バージン」(白夜書房、'85)収録。
女子高の保険の授業でタンポンの使い方を講議する山田先生。それを聴く生徒達の反応と、"元・女子高生"だった山田先生自身の思い出話。
ひさうちみちおが漫金超という雑誌に描いたマンガで、タンポンの使用説明書の言葉の部分をいじって遊ぶというものがあった。タンポンの使用説明書をひさうちみちおが精緻にトレースするだけで何か可笑しい事になる。性的な話を真面目な口調で語ると、真面目であればある程妙な滑稽さを帯びるようになる。
スネークマンショーでもそんな感じのネタありましたね。クールに語られるシモネタが流行ってたのか。当時。
山田先生の真面目な講議はひさうちみちおの作品やスネークマンショーと同じような滑稽さがある。
でも女子高生の反応と、山田先生自身が語る思い出話がその滑稽さをさらに相対化する。
「問題は…貞操論じゃなくナプキンはズレるとゆー事なのよね」
要はそれだけの話なわけで。下ネタだと自動的に隠ぺいされるorジョークになるというのは、性の抑圧云々といった話を置くとしても、単に"不便"なのだな。性的な事柄に付いて普通に語る事にも一苦労することへの溜め息と苦笑い。
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