名前と言葉
「ボーイフレンドisベター」(白泉社'86)所収
「彗星物語」の登場人物である"僕"と"先生"の生活のスケッチ。
"僕"と"先生"はお互いを名前で呼ばない。でも部屋にある観葉植物には名前が付いている。
★
「彗星物語」でも"僕"は100円ライターに"タキガワユミ"と名前をつけてた(多岐川裕美が出たライターのCMってのが80年代にあったのだ)。
名前の無いカップルの間で交わされる"すり切れているけどやさしい言葉"と、名前はあるけど言葉を持たない観葉植物たち。
言葉が持つややこしい"意味"や固有名詞の"重さ"から、遠く離れた生活の情景が描かれる。
部屋の中の恋人たちの会話の情景、というのは岡崎作品の中で一つのジャンルになってますね。
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